概要・機能
ドローン測量やレーザースキャナで取得したLAS形式の点群を、ブラウザだけで 3D表示・確認できるツールです。インストール不要、ファイルはローカルで処理されます。
LAS形式(非圧縮)の読み込み
3D/2Dビューモード切替
色モード(RGB / 高さ / 強度 / 分類)
EDL(点群の陰影)で立体感UP
高さフィルタ(標高範囲で抽出)
断面ツール(任意ライン+断面図)
距離・面積の計測
スクリーンショット保存(PNG)
ファイルはサーバーに送られません: 解析はすべてブラウザ内で完結するため、
社外秘の測量データも安心して利用できます。
使い方
1. ファイルを読み込む
左パネルの「ファイルを選択」をクリック、またはビュー上にドラッグ&ドロップします。
- 対応形式: LAS(非圧縮)
- 大きいファイルは読込中の進捗バーが表示されます
- 右上に「点数 / ファイル名」が表示されれば成功
2. ビューを操作する
マウス操作で点群を自由に閲覧できます。
- 左ドラッグ: 回転(3Dビュー時)
- 右ドラッグ: パン(移動)
- スクロール: ズーム
- 3D / 2D ボタン: 真上から見下ろす平面表示に切り替え
- 右上のリセットボタン (↺): カメラを初期位置へ戻す
3. 表示を調整する
左パネル「表示設定」で見え方を変えられます。
- 点サイズ: 点の大きさ
- ポイント上限: 表示する最大点数(重い場合は減らす)
- 色モード: RGB(実色)/ 高さ(標高グラデーション)/ 強度(レーザー反射)/ 分類(地面・建物など)
- EDL: 点群の境界を強調する陰影効果。立体感が出る
- 高さフィルタ: 標高範囲を絞り込む(例:地面だけ・樹冠だけ)
- 背景色 / グリッド / 座標軸: 表示の見やすさを調整
4. 断面を表示する
ビュー左上のツールバーから断面アイコン(〰️)を選択。
- ビュー上で始点をクリック → 終点をクリック
- 確定すると別ウィンドウで断面図が開きます
- パネルの「断面厚さ」で範囲を調整可能
- 「ラインを描画」で再描画、「クリア」で解除
- 右クリック: 始点を1段戻す / Esc: キャンセル
※ 別ウィンドウの断面図は、マウスドラッグでパン、スクロールでズームできます。
5. 距離・面積を計測する
ビュー左上のツールバーから計測アイコン(/)を選択。 パネル内で「距離」または「面積」を選びます。
- 距離: 2点をクリックして水平距離を計測
- 面積: 頂点を順番にクリック → ダブルクリックで多角形を確定(3点以上必要)。 面積(m² / ha)と周囲長を表示
- 右クリック: 直前の点を取り消し
- Esc: 計測をキャンセル
- 「クリア」で結果を消去
6. スクリーンショットを保存する
ビュー右上のカメラアイコンをクリックすると、 現在の表示をPNG画像でダウンロードできます。報告書や打合せ用に活用してください。
注意: 表示が重い時はポイント上限を下げる、
EDLをオフにするなどで改善することがあります。
ハードウェアアクセラレーションが有効なブラウザの利用を推奨します。
よくある質問
LAZ / COPC ファイルは使えますか?
現在は非圧縮のLASのみに対応しています。
LAZ / COPC は今後の対応予定です。CloudCompareなどでLAS形式に変換してご利用ください。
どのくらいの点数まで表示できますか?
PCの性能によりますが、目安として数百万〜2,000万点まで表示できます。
巨大なファイルは「ポイント上限」スライダーで自動的に間引かれます。
計測は3D距離(高低差含む)に対応していますか?
現在の距離計測は水平距離のみです。
高低差を含む3D計測は今後の対応予定です。
アップロードしたファイルはどこに保存されますか?
サーバーには一切送信されません。すべての処理はブラウザ内で完結し、
ページを閉じればメモリからも消えます。
トラブルシューティング
表示が遅い・カクつく
解決策: 「ポイント上限」スライダーを下げる /
EDLをオフにする / 点サイズを小さくする、で軽くなります。
色がつかない(白黒・グレーになる)
解決策: ファイルにRGB情報がない可能性があります。
色モードを「高さ」や「分類」に切り替えてください。
断面ラインや計測ラインが点群に隠れて見えない
解決策: 通常は点群の上に表示されますが、視点によっては見えにくいことがあります。
カメラを少し回転 / ズームすると見えるようになります。
別ウィンドウの断面図が開かない
解決策: ブラウザのポップアップブロックを許可してください。
アドレスバー右側の通知から「ポップアップを許可」を選択できます。
ファイルが読み込めない
解決策: 拡張子が.las(非圧縮)であることを確認してください。
LAS 1.0〜1.4に対応しています。LAZや破損ファイルは読み込めません。